ガスエンジンで動くガスヒートポンプエアコンは、電力使用の低減につながります。ガスヒートポンプエアコンは、電気主に使用するのではなく、ガスを使用してエンジンを駆動させ空調を行うので、電気を主に使用して空調を行う電気式エアコンに比較して、消費電力量が大幅に少なくてすみます。

昨今の電力消費抑制に大きく貢献することができます。事業所や工場などの契約電力量を下げることができ、デマンドカット(電力基本料金を下げる)ことが可能です。

ガスヒートポンプによって空調費を削減でき、初期導入コストを低減できます。電気式エアコンでは、受変電設備必要ですが、ガスヒートポンプエアコンでは不要です。このように設備費のコストカットと受変電設備が必要ないので、省スペースを実現可能です。

ガスヒートポンプだから寒い冬でも快適空間を実現できます。ガスエンジンの排熱を有効活用するため、暖房をつけてからの立上がりが速く、除霜運転が極めて少なくすむので、すぐに室内を暖められます。

ガスヒートポンプと電気式エアコンの違いは、エアコンの中心とも言える室外ユニット内の圧縮機を、電気モーターで動かすのか、ガスエンジンで動かすかという点だけですが、ガスヒートポンプならではの使う方にとってとても快適な冷暖房を実現するメリットを生み出す最大の特長となっています。

一般の事務所であれば、330㎡から480㎡を空調するには、20馬力のガスヒートポンプエアコンが最適です。電気の場合は、動力の電源工事を行う必要があります。ガスヒートポンプの場合には、家庭用の電源、20アンペアブレーカーがあれば設置可能です。30馬力のガスヒートポンプエアコンまで家庭用電源で動かすことができます。都市ガスがない場所であってもプロパンガスでガスヒートポンプエアコンを使用することができます。