栃木県鹿沼市にある照明器具製造メーカーより、工場内空調工事のご依頼をいただきました。今までに取り付けられていた空調設備では、容量が足りないため、新しく空調設備を新設したいということでしたので、電源も既存の設備から新しく引き直しました。電源容量は足りておりましたのでスムーズに工事を行うことが出来ました。
工場内に設置する空調の室内機の設置は、工場内の空きスペースがありましたのでそちらに設置することが出来ました。空調機の室外機は、新設の為に室外機を置くコンクリート基礎をつくりその上に空調設備の室外機を設置しました。
今回は、空調設備を工場内に２箇所設置することとなりました。下記の写真のコンクリート基礎も新設いたしました。コンクリート基礎の周りは、配管用の鉄骨架台があり、室外機の搬入が通常の方法では難しので、人力で運び入れようと考えておりました。重量鳶の職人の方と現場で重機を使ってどうにか搬入できないか、打ち合わせを重ねておりました。重量鳶の方から重機を使って搬入する方法が見つかり、実際に空調設備の室外機を設置することが出来ました。
工場自体は、かなり以前に建てられた建物のため、壁面と塗料にアスベストが含まれているため、壁面に穴を開ける作業と廃材を処分する際にも専門の資格がある方しか作業ができないので、専門の職人の方に作業を依頼しました。
工場の出入り口のシートシャッターの開口部の高さが約４メートルもあるため、その上約５メールの高さのところに配管をする必要がありました。ドレン配管も、ポンプを設置して５メートルの配管を通し逆流防止のためにトラップを作りその後室外に配管しました。
お客様から、既存に設置されている空調設備の配管部分の保温材が劣化し隙間があり結露を起こしてしまっていて困っているとお話をいただきましたのでその場で高所作業車を使用して補修工事も行わせていただきました。お客様は、ずっと気になっていてどこに直してもらえばよいか困っていた、直してもらえて本当に助かりました。と大変喜んでいただきました。
