栃木県足利市にて、新築クリニックの空調設備工事を担当させていただきました。医療施設に求められる高い清浄度と快適性を両立するため、高性能機器の選定・施工を行いました。
今回の空調工事の中心となったのは、手術室(オペ室)に設置したクリーンルーム対応の空調システムです。空調室内機には高性能ヘパフィルターを装備し、空気中の微細な粉塵や細菌などをしっかり除去。清浄度の高い環境を維持することで、患者様の安全性と感染リスクの低減に貢献しています。また、空調機自体に結露対策を施し、機器の長寿命化と安全性にも配慮しています。室外機との配管も衛生的なルートを確保し、メンテナンス性にも優れた施工を行いました。
さらに、オペ室だけでなく、クリニック全体の快適な空間づくりのため、診察室や待合室、スタッフルームなどに計14台の空調機器を設置。各室の用途や使用人数に応じた容量選定を行い、エネルギー効率と快適性を両立した空調設計となっています。
当社では、医療施設ならではの衛生基準や施工要件に対応した空調を提案させていただいており、今回のような空調設備の導入も安心してお任せいただけます。実際の現場では、配管の取り回しや設置スペースの確保など、建物の構造を十分に考慮しながら、現場に最適な施工プランを策定・実行しました。
施工した空調の室内機と室外機の一部です。医療の現場を支えるインフラとして、私たちが担う空調設備の重要性を再認識する施工となりました。
クリニックの新築・改修をご検討中の方や、クリーンルーム空調の導入をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。専門性と実績に裏打ちされた確かな提案力で、最適な空調環境をご提供いたします。