旅館空調機入れ替え工事鬼怒川温泉旅館の空調機入れ替え工事のご依頼をいただきました。お客様から、宿泊客が利用するレストランの空調機が3台ありその1台が故障しておりました。その故障した空調機がついていたところは、バイキングで料理を置いておくところでしたので、あまり空調があたると料理が乾燥してしまうため頻繁に使用はしておりませんでした。当初は空調機を修理しなくても良いかという判断をお客様はされていたようです。最近になりお客様が食事をされるところの空調機が1台壊れてしまいました。まだ、空調は使用していない時期でしたが、夏には熱くて宿泊客に対して失礼な事になってしまうのでなんとか空調機の入れ替えをしたいということでお電話をいただきました。

旅館空調機入れ替え工事弊社の専門家チームは、お客様のレストランで空調システムの点検を実施しました。この点検では、レストランの天井の形状、天井内のダクトの状態、室内機の種類や風量、仕様等を確認しました。また、室外機の状態についても調査しました。

現状の空調システムは、レストランの天井内に室内機が設置されていない形となっていました。室内機はレストランから離れた増築棟の別室に設置されており、この室内機からダクトを通して冷気がレストランの天井の吹き出し口から送風されていました。しかし、この設定により問題が生じていました。それは、レストラン内で冷気の風量がほとんど感じられないという事実でした。これは、お客様から直接報告を受けた問題点であり、空調システムの効率的な運用には大きな障害となっていました。更に、空調機自体が30年以上前のものであることが判明しました。これにより、空調機の性能が大幅に低下し、経年劣化が著しい状態となっていました。

これらの課題を解決するために、私たちは室内機と室外機を一緒に交換する提案をお客様に提出しました。その結果、お客様から承諾を得て、新たな空調システムの導入と設置工事を実施させていただきました。

旅館空調機入れ替え工事鬼怒川旅館のレストランは、非常に広大なスペースを持っています。部屋の寸法は40メートルx16メートルで、その合計面積は640平方メートルです。そしてその天井の高さは約4メートルあります。

以前の空調システムは、レストランの外部の増築部分に設置されていました。しかし、空気を送るためのダクトが長く、それにより送風効率にロスが多かったという問題がありました。そこで、今回の空調機の交換の際に、私たちはレストランの天井裏に空調機を設置することを提案しました。これにより、効率的に空気を送ることができます。

旅館空調機入れ替え工事ただし、天井には照明器具が設置されており、これが空調機の設置に影響を及ぼしていました。一般的な商業施設のように、天井から直接空気を吹き出すタイプの空調機を使用すると、照明器具を取り外さなければならず、レストランが暗くなってしまうという問題がありました。そこで私たちは、天井裏に空調機を設置し、既存の冷気出口を使用して空気を送る方式を採用しました。この方式なら、照明器具を取り外さなくても良いため、レストランが暗くなることはありません。

以上のように、空調機の位置や設置方法を工夫することで、レストランの快適さを維持しつつ、エネルギー効率を向上させることができました。

旅館空調機入れ替え工事

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