栃木県鹿沼市にある電気工事会社様から、大きな貸しテナント事務所の電気式空調設備が、老朽化してしまい新しい電気式空調設備に入れ替えたいという相談を受けました。今回の電気式空調設備は、室内の天井内に空調機を取り付け室内には風の吹出口のみがあるタイプでした。今回の貸しテナント事務所は、２０箇所のテナントの電気式空調設備を入れ替えることとなりました。
既存の電気式空調設備のメーカーを確認し、天埋めダクトの形状にチェックし同じメーカーでダクトと空調の接合に問題がないか調査しました。既存の電気式空調設備と同じメーカーであればダクトと空調の接合に問題がないことがわかり今回同じメーカーの電気式空調設備を取り付けることとなりました。
もし、違うメーカーを選んでしまうとアダプターを別途取り寄せ及び特注する必要が出てきてしまうため工期が長引いてしまいます。今回の工事は、土日で作業しなくてはならないので間に合わなくなってしまいます。
各テナントの室内天井を空調設備が交換できるように１週目の土日に天井の開口工事を行い、翌週の土日に既存の電気式空調設備を撤去します。撤去と同時に電気式空調設備を取り付け、気密試験を行い翌日漏れがないことを確認し真空引きを行いそのまま試運転も行います。この日に電源を入れ不具合がないかを確認することが重要です。次の週の土日に天井の復旧工事を行いました。
テナントを借りている方が、営業中エアコンが使えないということがないように短期間で交換を行いました。
お客様からは、「最初は日程的に厳しいかと思っていたが、大きなトラブルもなく工程通りに電気式空調設備の入れ替え工事をしてもらえて助かりました。引き続きこのテナント事務所の電気式空調設備の入れ替えをお願いいたします。」と言うお言葉をいただきました。ありがとうございました。