栃木県宇都宮市公共施設の高圧受電更新工事栃木県宇都宮市公共施設の高圧受電設備の機器更新工事を行いました。新品の高圧受電設備の高圧耐力試験を行います。10,350ボルトの電圧を10分間かけて、耐えることができるかを試験し、合格品として設置することができます。今回の試験も無事に試験に合格することができ取付作業を行いました。

栃木県宇都宮市公共施設の高圧受電更新工事はじめに変圧器を取り外します。最初に変圧器に接続されているケーブルをひとつづつ外し、新しい変圧器を取り付けます。変圧器の重さは500キログラムもあり、人力で持ち上げることは困難なため、70トンのレッカーを使用し平屋部分の屋根部分へ運び入れました。電気を大量に使用する施設では、高圧受電設備を設置し、変圧器を通して一般で使用される電圧に調整します。

栃木県宇都宮市公共施設の高圧受電更新工事今回の施設に設置されていた高圧受電設備は、30年ほど使用されているものでした。通常25年ほどで入れ替えが必要なことも有り、また機械の絶縁油も劣化しており入れ替えることとなりました。

栃木県宇都宮市公共施設の高圧受電更新工事

栃木県宇都宮市公共施設の高圧受電更新工事キュービクルの配電盤のアナログ計測(電圧・電流計)が、2種類ついておりました。アナログ式の計測器でしたが、現在デジタル式の計測器が主流となっており、針形式のモニターではなく、液晶画面にて数値を確認できるものに変更しました。デジタル式に交換することで、電圧・電流計に加え、電力量を計測し液晶画面に表示させることができるようになります。排気ファンの制御装置も劣化しておりましたので新品に交換しました。

栃木県宇都宮市公共施設の高圧受電更新工事