スパークプラブ不良新規のお客様よりエンジン起動失敗異常が出てしまうとの連絡を受け、GHPの調査を行いました。普段は定期メンテナンスなどはしていないとのことでしたので、状況を調べる為、定期点検を行い試運転を試みましたが、セルモーターはクランキングしているものの、点火していない状況でした。

まずはじめに1本1本点火プラグを外し、カーボンの蓄積、電極の摩耗を確認し、目視にて確認したところ点火プラグにスラッジが固着してそれによりスパークできずにエンストを引き起こしている感じでした。

20HPなど比較的大きなエンジンの場合、1本点火プラグが死んでいてもエンジンは始動してしまうこともありますが、小型エンジンは1本不着火であるとエンストになります。

点火プラグを全て取り外し、プラグ先端のスラッジを除去し復旧、エンジン始動となりました。プラグ先端電極も変形しており、新しいプラグの交換を進め後日交換致しました。

都市ガス、プロパンを燃料としているので、点火プラグは綺麗だと思われがちですが、GHPの場合使用頻度が高いのでプラグも劣化します。