宇都宮市の自動車販売会社から業務用エアコン工事の依頼をいただきました。自動車販売会社のショールームは、ガラス張りで天井が吹き抜けとなっておりかなり広い空間を冷やす必要があります。温暖化の影響で夏場ショールーム内を冷やすことが、既存の業務用エアコンでは難しくなってしまい、ショールームを冷やせるようにしてほしいというご相談でした。
まずはじめに、髙い天井に業務用エアコンを取り付ける事ができるのかを調査することとなりました。実際に天井内を確認し、取り付けスペースはあるか配線の引き回しは可能か変圧器の容量が足りるのかを確認しました。確認した結果、業務用エアコンを2台増設した場合の電気容量と使用電力量をわかりやすく資料を作成し提出させていただきました。お客様の方では、今回現状のトランス容量のまま、2台業務用エアコンの増設を希望されました。将来トランス容量を上げることをご提案しました。
天井高が、7メートルあり作業車をショールーム内に入れることができないため、足場を組み天井を開口しました。室外機への配線、配管、電源等を天井から室外へ引き込みを行い、リモコンの設置位置をお客様のご希望どおりのところに引き込む際に工夫が必要でした。ショールームのため、配線を極力露出しないようにしてほしいというご要望にもお答えすることができました。空調機自体の取り付けを行う際に、高天井専用の設定に変更して取り付けを行いました。天井高が7メートルもあるため、空調機の風量設定を通常よりも多く設定をしました。
お客様からは、希望通りに業務用エアコン工事をしてもらい良かったですというお言葉をいただきました。