現在の吸収式冷温水機より各系統へ鋼管配管で冷暖房設備使用している。現在の吸収式冷温水機よりエアハンドリングユニットで各系統へダクトで冷温風設備使用しようしている。

吸収式冷温水機は、大きく分けてこれらの2つの方法で運転使用しています。これらの方式を現場の使用状況を確認させていただき吸収式冷温水機の撤去に伴い新設空調機入替工事の御見積を致します。基本的には、電気式エアコン又はGHPエアコンが主体となり、吸収式冷温水機ですと80トン以下の設置が入れ替えの条件になってきます。

80トンですと5HPのエアコン21.6台約22台相当になり電気の容量、室外機設置場所、冷媒配管その他の面で調査に時間がかかるので80トンまでとさせていただきます。

吸収式冷温水機入替工事に伴い撤去した吸収式冷温水機内部に入っている吸収液の処分が必要にになりますが処分も承っております。

今まで使用していた燃料の問題が出てきます、吸収式冷温水機の燃料はA重油、灯油、都市ガスがほとんどです。空調機は吸収式冷温水機以外で電気式エアコンのビルマル、1対1のエアコン、同時運転機能のエアコン、GHPチラー、電気式チラーなどが有ります。

色々ある空調の中でGHPチラーであれば今までの燃料都市ガスが再使用できます。出来ればあと後のメンテナンスを考え思いきって電気式エアコンで検討していただければ電気の容量その他調査し対応することも可能です。

現在使用している吸収式冷温水機の運転時間の問題があります。25年以上経過しますとだんだんと再生機温度高異常や燃焼異常等色々不具合が出てきます。

この場合の費用は、真空関係の修理費用で約1式500,000~800,000です。燃焼異常で約1式200,000~400,000の費用が掛りこれらを合わせると1年間で約700,000~1,200,000掛かってまいります。

冷房、暖房の切替保守契約で年間の費用も重なるのと同時に、今後運転時間の問題もあり別の異常も出てきます。たとえば吸収式冷温水機本体のピンホールに伴い本体内部の部品の交換等金額も大きくなります。

付帯設備の問題は、当然吸収式冷温水機の運転時間と並行して室内機側の冷温水配管等老化現象で水漏れ現象も出てきます。25年以上も経過しますと配管ねじ部の弱い所にサビなどが出てくると漏水現象が出てきます。

冷温水機の付帯設備として冷温水、冷却水ポンプ、クーリングタワー、エアハンドリングユニット、及びフイルター等メンテナンス費用の問題が大きくなってきます。これらの事を考えると今の内にメンテナンス対策として検討するのであれば電気式エアコンが一番良いと思います。