栃木県鹿沼市にある公共施設で使われているガスヒートポンプエアコンが、室外機のオイルレベル異常の警告が出ているので、ガスヒートポンプエアコンを見てほしいというご連絡をいただきました。お伺いさせていただき、ガスヒートポンプエアコンの室外機を確認させていただいたところ、少しずつエンジンオイルが漏れていて、室外機の内部はオイルまみれになってしまっていました。エンジンオイルがない状態でしたので、エンジン自体が壊れてしまっていました。
ガスヒートポンプの室外機は、鹿沼市にある公共施設の建物の屋上に設置されており、室外機が約30台も設置されており、室外機からエンジンを取り出して修理を行うスペースがありませんでした。そのため、室外機を一度大型クレーン車で地上に下ろす作業を行いました。コンパネと養生シートを敷きその上に室外機を置きここで室外機からエンジン部分を引き出す作業をおこないました。
エンジンを室外機から引き出したあとは、室外機を地上においておいては、転倒による事故などがないように公共施設の建物の屋上に再度室外機を運びました。
エンジン内部のオーバーホールを行うためにエンジンを現場より運び出しました。エンジン内部のオーバーホールは、約1週間ほどかかりました。エンジンが問題なく動くことを事前にテストを行い、現場にエンジンを輸送し、ガスヒートポンプエアコンの室外機に取り付けを行いました。
この際には、再度建物の屋上に設置されている室外機を地上に下ろし作業を行いました。
公共施設の屋上部分は、ガスヒートポンプエアコンのオイル漏れにより、架台や屋上の床部分がオイルまみれになってしまっておりましたので、オイル拭き取り薬剤にて洗浄を行いました。
お客様からは、ガスヒートポンプエアコンが故障しており貸し出す部屋を貸し出す事ができず困っていたので、早めにガスヒートポンプエアコンを修理していただきありがとうございました。」とのお言葉をいただきました。
弊社では、他のガスヒートポンプエアコンの点検もオススメしました。事前に故障の原因となる異常や、オイルやファンベルトやプラグなどの消耗部品の交換なども定期的にまた、運転時間ごとにメンテナンスを適切に行うことで、突然の故障を未然に防ぐことが可能です。